「一つの事件を10の力で解決するよりも、三つの事件を8割で解決できる組織を創る事の方が、我々の望む理念も、これから先も継続していけるとは考えられんか。」

即物的なゴールを求めるのではなく、

理念を継続的に実現していくのであれば、こういう組織になる気がしますね。

 

どうしても、成果がでてくると、それをやり続けたくなるけど、

その後の継続を考えると、どんどん新しいものにも力をさかないと

ということでしょうね。

 

メンバーが多様なプロジェクトに関われるような組織にしよう。

「我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。 あるとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。」

自律的に動ける組織であれば

チーム単位(単一指示命令下)でプレーする必要はなく、

スタンドプレーがチーム目標の達成につながる

(むしろチームプレーが非効率になる可能性がある)

っていうことなんでしょうね。

 

どんな組織がいいかというより、

どんな組織にしたいか、という想いが大切なんじゃないかと思っています。

 

「システムの硬化は一見安定の概念に近いようだが 「変化に乏しく一様でゆらがないシステム」は破局の可能性が増大し真には不安定といえる 」

変化がなく、ゆるがない組織やビジネスや活動は、

その瞬間は安定しているようにみえるけど、

ながく続けようと思うなら、変化し続けた方が安定していくってことなんでしょうね。

 

少しでも常に変化を求めよう。

「戦闘単位としてどんなに優秀でも同じ規格品で構成されたシステムはどこかに致命的な欠陥を持つことになるわ、組織も人も特殊化の果てにあるものは緩やかな死」

どうしても、自分と近い考えや特性をもった人たちで集めたくなってしまうけど、

同じ考えや特性を持った人たちだと、同じ攻め方ばかりになってしまうので

うまくいってる時はいいけど、

うまくいかなくなった時や、つまづきそうな時、

色んな攻め方を試さないといけなくなる時は、

色んな考えや特性を持った人たちが周りにいてくれた方が強いんでしょうね。

 

自分と遠い人もメンバーに引き入れよう。

 

「もう・・何のためにあんたを本庁から引き抜いたと思ってるのかしら。落ち込む暇があったら自分の特技で貢献しようと思わない?」

こう言えるリーダーでありたいなと思いますね。

 

どうしても、走攻守100点の選手を求めたくなるけど、

そんな選手はいないわけなので、

メンバーの特徴をつかんでそれを生かし、伸ばしてくれるように

いざなってあげるリーダーでありたいですね。

 

特技をみよう、特技を伸ばそう。

「規範の中にいるときは、それを窮屈と感じるけど、規範なき行為はまた行為として成立しない。結局堂々巡り。」

会社や社会のような組織のなかにいるときには窮屈だと思ってしまうけど、

完全に自由な身になって自分だけの世界だけに閉じてしまうと、

それを誰にも気づかれないわけで、それじゃ意味ないよねってことなのかなと。

 

独立したフリーランスだったとしても、

ある程度会社やビジネスのルールの中で戦うわけで

どこまでいっても規範やルールに面していかなければいけないんだと

認識しておかないといけないんでしょうね。

 

ルールをちゃんと知ってルールの中で戦おう。 

 

「言葉では知っていても、実際にまのあたりする迄は信じられなかった。オリジナルの不在が、オリジナル無きコピーを作り出してしまうなんてね。」

人間どうしても、あーこういう風に振る舞いたかったんだよなあ

という話を見たり聞いたりしてしまうと、

その振る舞いに準じた言動を撮り続けてしまいがちなんでしょうね。

 

無意識に、何かに従ってしまってたりしないだろうかと

たまに振り返っておかないと、自分らしい人生を見失っちゃうのかもしれませんね。

 

自分オリジナルだったっけ?と、たまには振り返ろう。